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ブログはミュンヒハウゼン症候群だらけ

 
 
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つい先頃、自分になりすました者があちこちの「関係先」に書き込みを行ったとかで大騒ぎしているブロガーがいた。吾輩のテクストにたびたび登場する大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんだ。

吾輩は大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんの騒ぎを知ったときから、これは自作自演なのではないか、ミュンヒハウゼン症候群の亜種なのではないかと見立てていた。

真実はどうあれ、大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんがなにがしかのかたちで反感を買い、批難批判を受けることになるのはずっと以前から容易に想像できた。

大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんはただ単に「周囲の関心を買いたい」「同情を引きたい」「注目を集めたい」「アクセス数を増やしたい」といったことに加えて、いびつきわまりない「かまってちゃん」であるというのが吾輩の了解である。さらには、そのブログ同様、故障した日本語によって記述された、詩魂、詩心のかけらもない詩もどきを書き連ねただけの自費出版の詩集のたぐいを売りさばきたいという思惑、欲得もあっただろう。

蓼食う虫も好き好きだが、驚くべきことに、そのようなまやかしの権化とも言いうる大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんに同調するポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウが山のようにいる。

なにごとかをする/或いはしない愚かさではなく、気づかない愚かさこそがもっとも醜く、罪深い。大仰御大層大上段大袈裟好きの大不誠実五体不満足還暦婆さんとこの婆さんに群れる者たちだ。

世界は腐り、死んでいる。そんなことはとっくの昔にわかっていた。そのことにももはや慣れた。こんな世界なら、とっとと滅びてしまえばいい。いいことなどなにもない。

飽食と放埒と眠らぬ夜と。
飢餓と忍従と眠れぬ夜と。

ただ、いまだに慣れることができないのは、世界が腐り、死んでいることに気づかないポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウが世界の大半を占めているという動かしようのない事実だ。

世界が腐り、死んでいることに気づかないポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウどもはなにを考え、なにをしているのか? 彼奴らは日々、グロテスクな認知欲求と親和欲求を臆面もなくさらけだし、周囲の関心を買い、同情を引き、注目を集めることに夢中で、かまってちゃんに忙しい。

「ディスプレイの先には生身の人間がいる」といまだに真顔で宣う脳内にお花畑がひろがり、極楽とんぼが飛び交っているのではないかと思わずにはいられない御仁が掃いて捨てるほどもいる。

インターネット黎明期ならともかく、アノニマス革命さえ起こそうという匿名集団が大きな力、強度を持ちつつある時代に「生身の人間」もへちまもなかろう。

従来の人間観はすでに波に掻き消される砂の城のように風前のともしびであるというのに。そのような輩はリアルな日々の生活では守旧派/既得権益に巣食う者どもと恥も外聞もなく結ぶ。

彼らは、日々、自分たちのしていることが未来を食い尽くすことに陰に陽に加担しているとも気づかない。のみならず、インターネットの世界にもなれあい、しがらみといった旧態依然とした関係性を懲りもせずに求め、持ち込む。そういったぬるま湯のような関係性の中で生ぬるく生きたいのでもあろうが、ところがどっこいもはや時代の流れはそのようなことをゆるさない。

ディスプレイに映り、スピーカーから聴こえるものは文字と画像と音声だけだ。それ以上でもそれ以下でもない。受け手はそれらの情報からなにがしかの感懐なり意見なりを持つ。なにをどう解釈し、いかなる感想意見を持つのも自由である。

発信する者も自己責任の範囲内でなにを/どのように/だれに発信するのも自由である。自由だが、まやかし如何物なまくらポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウは黙っていても淘汰されていく。ミュンヒハウゼン症候群はいつか馬脚をあらわす。

ミュンヒハウゼンは冒険譚だけで十分である。




     
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