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癒えぬ傷を抱えて旅のさなかにある者よ

 
 
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旅のさなかにある者と癒えぬ傷を抱えた者だけが『バンドリーダーの贈り物』に涙する。E-M-M


世界はうそっぱちとまやかしときれいごととポンコツとインチキでできあがっている。今に始まったことじゃない。大昔からだ。

おそるべきことに、そして、信じがたいことに、そのことに気づかないポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウが掃いて捨てるほどもいる。気づいているのは少数派、マイノリティだ。

ポンコツボンクラヘッポコスカタンデクノボウどもは「シンプル」だの「ピュア」だの「友愛」だの「絆」だの「つながり」だの「癒し」だのを無反省無自覚無批判お手軽お気軽鼻高々したり顔得意げに持ち出して、さらには天然純朴を偽装して悦に入っているという次第だ。醜悪きわまりもない。そういった輩に限って、実体は陰湿陰険、愚劣な政治屋ときている。おべんちゃらときれいごととおべっかとおためごかしで仲良しごっこに精を出し、徒党を組む。反吐が出る。虫酸が走る。はらわたが煮えくりかえる。

上等上質なのは少数派と相場は決まっている。世界がうそっぱちとまやかしときれいごととポンコツとインチキとデクノボウでできあがっていることに気づいた者は自ら死を選ぶか黙りこむか風とだけ話すか2000トンの雨に打たれるか視えない銃に魔弾をこめて視えない自由を撃ち抜くかひたすらスパゲティを茹でつづけるかファンキーなアボカドでサンドウィッチを作るかダン・フォーゲルバーグを聴いて涙する。これも相場でそう決まっている。

残念なことに、この世界にバンドリーダーはもういない。「バンドリーダーの贈り物」は失われた。バンドリーダーはもう現れない。もはや、何者にも「バンドリーダーの贈り物」を受け取ることはできない。しかし ── 。

しかし、バンドリーダーのことと「バンドリーダーの贈り物」のことを語り継ぐことはできる。もし、われわれにまだ生きつづけようとする意志があり、細く険しく暗く薄紅匂う道を歩む勇気があるなら、バンドリーダーのことと「バンドリーダーの贈り物」のことを語り継ぐことにもなにがしかの意味を見いだしうるはずだ。

嘆きも傷も苦しみも痛みも癒されるときがいつかきっと来る。

キッチンは声を押し殺して泣いたり、かなしみを乳房のようにまさぐったりする場所じゃない。チャイコフスキーの協奏曲のようにうまいめしを作るところだ。

窓もカーテンもフルトヴェングラーが指揮するベートーヴェンの交響曲第6番のように、朝陽のように爽やかにあけろ。いい旅を。




     
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