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Command: Vagabondo#1 指令1号: 放浪せよ!

 

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 やったことだけが残る。思い、考えたことだけが実現する。E-M-M


 若かりし頃。まだ世界に信頼と希望を持っていた十代。五木寛之の『青年は荒野を目指す』を真に受けて横浜港の大桟橋から極東シベリアのナホトカを目指してバイカル号に忍び込んだ。密航だ。えたものはなにもない。以来、名前に「ジュン」がつくやつは理由事情のいかんを問わずにコテンパンにしてきた。某ジュン各氏は事態がまったく飲み込めないようだった。当然だ。「スパシーバ。ナズダローヴィエ」とだけ言ってやった。言ってもきょとんとしている。これも当然だ。なにが「ありがとう。乾杯」だ。

「放浪せよ。ならず者、ゴロツキになれ。バカボンのように」と賢者は言った。「文無し、宿無しで旅をしろ。着替えさえ持つな」と賢者はつけ加えた。そして、私は歩きだした。歩くほかにできることはなかった。歩きながら考えればいい。時間は十分にある。




     
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