FC2ブログ

Entries

湘南の散歩者の夢想・湘南2013夏のコンテンツ

YUIGAHAMA800PX42.jpg


 ひとは誰も心に波打ち際を持っている。 E-M-M


 七里ガ浜に別荘がわりのあばら屋を手に入れた。格安だった。この夏はしばしば七里ガ浜リゾートを中心として湘南を生きる日々となるはずだ。
『真白き富士の嶺』も『七里ヶ浜の哀歌』も歌わない。人生はこれっぽっちも深刻になる必要などない。10ccばかりのホワイト・レインを浴びれば気持ちよくやりすごせる。ファンキー&ファニーに、珊瑚礁のビーフサラダのように、迷宮のクリームリンスのごとくに、ビートきかせて、速度感を持って、ヴォリュームたっぷりに、指通りよくやりすごせばいい程度のシロモノである。七里ガ浜珊瑚礁のビーフサラダはあいかわらずすさまじいヴォリュームだ。


YORITOMO_NOBORI800PX.jpg

KAMAKURA_BEER800PX.jpg

KAMAKURA_ROJI800PX.jpg

ENODEN800PX.jpg

ENODEN800PX0205.jpg


 企みはかくの如し。


 湘南2013夏の吾輩コンテンツ

 由比ヶ浜の波打ち際を歩く。
 材木座海岸の波打ち際を歩く。
 七里ガ浜の波打ち際を歩く。
 鎌倉ビールを計測する。
 鎌倉の路地をさまよう。
 鎌倉駅前御成通りで「御成り御成り」する。
 材木座海岸から逗子の海まで長距離泳者の孤独する。
 日影茶屋で「フィリップ・マーロウの日向」を捜索する。
 渚のヘッドバッド/湘南ロコに肉体言語闘争を仕掛けてみる。
 稲村ジェーン専用のボードを作る。9フィート7インチ。リーシュ・ホールなし。
 TSUNAMIを待つ。
 稲村ジェーンを待つ。
 珊瑚礁のアロハ髭デブおやじのことを思いながら、泣きながら波に乗る。
『サーフィン稲村ヶ崎』の翻訳を仕上げる。タイトルは『SURFIN' INA』
 稲村ヶ崎の古戦場で古兵になる。
 暮れなずむ稲村ヶ崎で、忘れかけていた「水曜日の伝説の大波」を思い出す。
 七里ガ浜珊瑚礁の山店でタラフクする。
 七里ガ浜珊瑚礁の海店でシコタマする。
 七里ガ浜で蜩とともに「湘南甘夏納豆売り」する。
 夕暮れの七里ケ浜駐車場で『アルハンブラの思い出』を弾いてみる。
 七里ガ浜の半径5km以内で「HEMINGWAY DAYS」の予行演習をする。
 虹子とポルコロッソに「PAPA ENZO」と言わせてみる。
 夕暮れの江ノ電の線路で芥川石油の匂いのする駄菓子トロッコを疾走させる。
 強い南風が吹きつける七里ケ浜駐車場レフトサイドで望郷する。
 強い南風が吹きつける七里ケ浜駐車場レフトサイドで哲学する。
 強い南風が吹きつける七里ケ浜駐車場レフトサイドで文学する。
 強い南風が吹きつける七里ケ浜駐車場レフトサイドで思想する。
 強い南風が吹きつける七里ケ浜駐車場レフトサイドで夢想する。
 小動岬の突端で『王権神授説』を諳誦しながらビバークする。
 昼めしは幻のパシフィック・ホテルのスカイレストラン「サファイヤ」で。
 ちょっと待った湘南/『湘南スタイル』にイチャモンをつけてみる。
 さらば、湘南。さらば、勝手なシンドバッドの入江の午後3時。
 湘南の夏にさよならをする前に2000トンの雨に打たれる。
 2000トンの雨に打たれても/飛沫を上げ、波打つ夕立の中のプールで。
 2000トンの雨がやんだら/そして、僕らの湘南の夏は静かに終りを告げる。
 9月には帰らない/最後の朝、波しぶきを見に幻の七里ガ浜灯台へ。
 未来が霧に閉ざされていた頃は/そして、湘南の夏は江ノ島の島影に消えた。
 シーズンオフの心には/さよなら、夏の日。また会うこともない。

*珊瑚礁のアロハ髭デブおやじよ。おれはあんたがくたばった齢をとうにすぎ、いまや偏屈乱暴狼藉爺さんまっしぐらだ。2000年にあんたが死んで以来、おれは七里ガ浜にも稲村ヶ崎にも背を向けてきたが、13年を経て、おれは帰ってきた。あんたの七里ガ浜に。あんたといっしょに稲村ジェーンに乗った稲村ヶ崎に。笑ってくれ。そして、少しだけ微笑んでくれ。そして、例のくしゃくしゃの笑顔を一瞬でもいいから見せてくれ。そして、あの頃とおなじドスのきいた嗄れ声を聴かせてくれ。そして、ベランメエ調で説教し、あの頃のように「馬鹿野郎!」と怒鳴ってくれ。
 あんたが手塩にかけた珊瑚礁は海店も山店も安泰だ。若衆たちはどいつもこいつも礼儀正しく、元気溌剌オロナミンC百年分だから安心しな。ただし、1日3食限定の「海老みそカレー」がメニューから消えたのはどうしても納得いかねえぞ。なんとかしてくれよ。おれ様はと言えば、大好物の「ビーフサラダ」が、いまではひと皿平らげるのもやっとこさっとこという体たらくさ。あの頃は3つも4つも喰えたのにな。寄る年波ってこったな。笑ってくれ。
 お頼みひとつだ。おれが海に入るときはいい波を立たせてくれ。波乗りの神サマに取り合ってさ。豊葦原瑞穂国、東海の小島の磯に初めてロングボードを持ち込んだあんたがそれくらいしたって、バチは当たるまい。ただし!「バッチグー!」なんぞと抜かしやがったら、ピュアブラック&ホワイトのライトニング・ボルト仕込みの稲妻アッパーでブットバース!



SITIRI_SUNSET800PX.jpg





     
    関連記事
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
    http://diogenezdogz.blog.fc2.com/tb.php/570-e71e4be8

    トラックバック

    コメント

    コメントの投稿

    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    Appendix

    プロフィール

    自由放埒軒

    Author:自由放埒軒
    Festina Lente.
    No Pain, No Gain.
    Fluctuat nec Mergitur.
    R U Still Down Gun 4?
    玄妙の言葉求めて櫻花
    薄紅匂う道をこそゆけ

    最新トラックバック

    カテゴリ

    Festina Lente.

    R U Still Down Gun 4?

    カレンダー

    10 | 2019/11 | 12
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30

    アクセスランキング

    [ジャンルランキング]
    小説・文学
    778位
    アクセスランキングを見る>>

    [サブジャンルランキング]
    オリジナル小説
    121位
    アクセスランキングを見る>>

    QRコード

    QR

    樽犬の子守唄

    Didie Merah
    Blessing of the Light

    樽犬が全速力で探します。