FC2ブログ

Entries

Is Anonymous Garden Burning? アノニマス・ガーデンは燃えているか?

 

JOBS-TIME1200PX.jpg


アノニマスでありつつ表現を成立させるという実験。そして、新種誕生。
 

そこに喜劇がはじまる ガジン 2013-05-20 06:52
まず、丁寧な批評、ありがとう。
今、困憊しているので上手くまとめられないと思うが、あんたの批評を読んで感じたことを記す。
いちばん刺さったのは「悲劇」ではなく「喜劇」として書くことはできないのか、というフレーズ。あんたは「快楽」というキーワードを使ったが、オレの場合は「病」だな。自身の「病」からどれだけ距離をおくことができるか。「訣別」は不可能だが、おそらくそれが精神の緊張を生み、文体に強度をもたらす。そして、そこに「喜劇」がはじまる、というわけだろう。
たとえばベケット。奴も分裂症者だが、「病」から身を引きはがした故に「ワット」という傑作喜劇をものすることができたのだとオレは考える。
だめだ、意識を集中させることができぬ。続きは改めて書く。


方法叙説 ガジン 2013-05-20 07:28
予備のパソコンでコメ送ったら名前が表示されなかった。阿部公房は「砂の女」しか読んでいない。まとめて読んでみよう。
まあ、「いたち野郎」は破棄だな。中断した時点から白神でのミル・プラトー体験に至るまで、アダチは一気に狂っていくのだが、それを書こうと思ったらいずれにせよ言語は壊れる。小説ではなく、他の方法が要るということは感じていたところだ。ルイス・ウェインの猫は絵画でしか成り立たぬ。
だいぶ目が覚めてきた。ひとまず送る。


承前 ガジン 2013-05-20 08:02
オレの立ち位置は今、非常に微妙だ。「フーコーは度が過ぎる」とインテリの医師はいうのだが、いわゆる精神医学的な治療は最小限しか受けていない。緊急避難的に向精神薬を服用したり、病院のベッドを利用したり、そんなもん。言明されてはいないが、就労不能なんだから仕事は止めて公的扶助で食っていけ、てなとこ。表現を止められるかどうか、ここが瀬戸際だな。才能ないなら止めた方がよろしかろうとは思う。自分のしていることが「仕事」なのか「遊び」なのかさっぱり分からぬが、下らぬ売文も含めてそれで生活をファイナンスしているからには「仕事」なんだろう。アルトーは「思考し続ける権利が自分にあるかどうかが問題だ」と言ったが、オレの場合、「書き続ける権利が自分にあるかどうか」を考えることが肝要だろう。今回、いいきっかけになったと思う。「止められるもんなら止めちまえ」と背中で誰かが言っているが。


表現者は無類の王である。 自由放埒軒 2013-05-20 08:20
かつて、ポンコツ村上龍が「表現する女は不幸だ」と得意満面で言っていたが、吾輩に言わせると「表現しようとしまいと、ヤレる女はいい女であり、幸福の絶頂を味わわせてやる」であり、「表現できる者は最上の幸福と快楽を手に入れている」ということにつきる。
表現の場においては表現者は無類の王として君臨できるわけだからな。いつでも王国を破壊できるし、殺戮も、慈悲もやり放題。殺生予奪の権力はすべて手の内にあって、なにものにもとやかくのことを言われる筋合いもない。吾輩はちょくちょく、いけすかない輩どもを「吾輩世界」においてのたうちまわらせ、もがき苦しませ、むごたらしい死を迎えさせている。


王の権能 ガジン 2013-05-20 08:29
うむ。つまり、だな、あんたの指摘通り、オレは自分の文体が緩んでいることを感じているわけだ。それが才能の問題なのか、精神の緊張の問題なのか、よくわからぬ。「王」としての自覚が足りぬ、ということか? 「王」たるには権利が要るだろう。その権利を自分が手にしているどうか、ということさ。


『マグナ・カルタ』第38条 自由放埒軒 2013-05-20 08:46
たとえば、王、王権、権力、国家といったタームを考えるときに、吾輩はそれらにまつわる「情報」のすべてについて渉猟する。そして、盗む。『マグナ・カルタ』の第38条には「裁判権の保障」のことが書いてある。暇つぶしの「憲法談義」のときにこのことを何食わぬ顔で言説の中にするりと忍ばせてやる。東大の憲法学の教授センセイも眼を丸くして驚く。ことほどさように、この国のインテリゲンチャの「底」は浅く、薄っぺらだってこったな。
王として君臨するためにはその王国における森羅万象について精通していなければならない。「完全なるグリップ」だ。それがなければその王国はつまらぬ世界になるし、王は首を刎ねられることになる。一流の料理人が食材の目利きであり、仕入れのつわものであり、調理の達人であるのとおなじことが「表現王国の王」には求められるということだ。才能? 心配するな。ガジンには吾輩の眼鏡にかなう才能がある。


アノニマスたることについて ガジン 2013-05-20 09:06
少し話はズレる。村上春樹の「多崎つくる」はオレも読んだ。ひどいと思った。あんたの嫌いな出版文化について少し話す。我慢して聞いてくれ。あの小説、もし無名の書き手が編集者に渡したら、まず出版されない。「伏線をきちんと回収して下さい」と言われるだろう。編集者というのはセオリー通りの小説しか認めないからだ。オレがあの小説をひどいと思うのはセオリーからはずれているからではないが、それは脇におく。言いたいのは、「人に知られた名前」を持つことの意味だ。有名であることと表現の問題は、非常に難しい。糸井某はかつて「無名には表現がない」と言った。その言説の妥当性もさておくが、アノニマスでありつつ表現を成立させるという実験を、あんたはなぜ遂行しようとしたんだ? 出版文化への絶望か? それならオレも共有するが、あんたのやろうとしていることは、極めて困難な作業であるとオレは思っている。その困難を、あんたはどうして引き受ける?
ちなみに、あんたは忘れているかもしれないが、「アノニマス」という言葉をメールであんたに伝えたのはオレだぜ(笑)。ずいぶん昔の話だが、あんたがそれをいたく気に入ったのを覚えている。


あの日、アノニマスは吾輩のものとなったのだ。 自由放埒軒 2013-05-20 09:26
「アノニマスでありつつ表現を成立させるという実験」がいずれ途轍もないビッグマネーをもたらすという確信があるから吾輩はアノニマス・ガーデンの名無しの庭師になることを決めた。ビジネス・モデルもすでに出来あがっている。これについては微塵の揺らぎもない。そうでなければ片足どころか全身を突っ込んだりはしない。吾輩は極力愚か者、センスのない者、才能のない者とは関わりたくない。そういった輩との関わりは、徒労、時間の無駄に終わるからだ。アノニマスはPCをシャットダウンすればすべて終わる。つまらぬしがらみや義理人情に縛られ、患わされることもない。そこが一番の魅力だな。前にも言ったが、吾輩は生身の人間にはもはやひとかけらの興味もないのである。

ガジンが「アノニマス」という言葉を吾輩にもたらしただって?! それはちがう。ガジンというシャーマンを通して口寄せしたのだ。


儲かったら奢ってくれよな ガジン 2013-05-20 09:59
オレはイタコか。それはさておき、あんたのテクストクリティークはオレを十分納得させてくれた。礼を言う。
オレには暫し、休養が必要なようだ。入院はしない。女、抱けなくなるから。まあ、ファンキーに静養するさ。
ネット接続できる環境にある限り、このブログは読ませてもらう。回復したら、オレもまた新しい物語を書き出すかもしれない。人に勧められてるし、福島にハング・オンするという線もある。それで緩んだもの書いたら、あんたが白刃を突きつけにくるんだろうな。楽しみだ。
無限フーガになりそうなので、とりあえずここで失礼する。


「オンデマンド・ノベル」という草刈り仕事 自由放埒軒 2013-05-20 10:00
現在、吾輩にそこそこのファイナンスをもたらしているのは「オンデマンド・ノベル」だ。ひとつの物語、ストーリーにつき、読者は一人。クライアントでもある。『アノニマス・ガーデン』の熱心な読者でもあったある人物は一代で財をなした叩き上げだ。
ある日、彼はメッセージをよこした。「私を主人公にした物語を書いてほしい」とね。もちろん、吾輩は二つ返事で引き受けた。ギャランティは2000文字で20万。1文字100円。「。」ひとつが100円。「、」を30個打てばそこそこ気の利いた「オサレなランチ」が喰える。「豪華豪勢なステキステキディナー」を喰いたけりゃ、セリフのカギ括弧を200個も使やあいいという寸法だ。現在、そのような「クライアント」が7人いる。すべてはPWつきの秘密のブログ、Skype、Facebook、Twitter、BBS、そして、メールでやりとりしている。吾輩に関して彼らが持っている共通の認識、評価は「クール&スマート&タフ&ハードボイルド&インテリジェンス」だ。「おまえさんとは、かかっている元手と歩いてきた道の険しさと這い上がってきた谷の深さ危うさとくぐり抜けてきた修羅場の数、質がちがうのさ」と言ってやりたいが、黙っている。大事なお客さんだからな。呵々。
スカイプやメールやFacebookやTwitterにおけるメッセージ、コメントを通じて彼らから彼ら自身の人生を色々と「取材」するのも面白い。あるクライアントは江戸川乱歩、レイモンド・チャンドラーをはじめとする探偵小説のファンだと言うので、探偵小説風の物語で主人公に仕立てあげてストーリーを書いてやった。先方は大よろこびだ。吾輩にしてみればひょひょいのひょい仕事である。
各クライアントとも、2日に1本の割合で去年の夏から続けている。おそらく、彼らが死ぬか、吾輩がくたばるかするまでつづくだろう。ギャランティはきちんとPayPalを通じて振り込まれてくる。PayPalは手数料が割高だが、ファイナンス情報が日本の当局には絶対に漏れないというメリットがある。ebayに出品された吾輩の「商品」たる物語をクライアントは「競り落とす」という形を外装しているわけだ。よって、「代金」のとりっぱぐれはない。落札と同時に決済は滞りなく終了だ。実にクール&スマート。しかし! それにつけても、PayPalの手数料はマフィアなみだぜ。為替の差益の旨味はあるにはあるがね。
もちろん、税金など払わない。すべてはアノニマスで進行しているのだから当然だ。「オンデマンド・ノベル」は『アノニマス・ガーデン』における草刈り仕事のひとつというわけだ。キモは顧客、読者が少数でいいことだ。インチキマヤカシスカタンの仕掛け、マーケティングなんぞ不要にして無用だ。1500円だか2000円だかの本代に躊躇するビンボー人ではなく、「1文字に100円払う金持ちの変人」を数人みつければいいということだ。初版75万部? ハルキンボ、色彩はないが色々と御苦労さんってこったな。
そのうち、「アノニマス・クリエーター」の登場と台頭によって、既存のメディア、出版界はきれいさっぱり無化されるだろう。ニッパン、トーハンの下衆ポンコツどももな。出版マフィアをのさばらせつづけた書店も消滅だ。同罪、共謀共同正犯、自業自得ということだな。「本フェチ」の季節を長くすごした者の一人としていくぶんかのさびしさがなくもないが、こればっかりは仕方ない。
「文学賞」の類いも意味合いが変わってくるだろう。暇つぶしに芥川賞やらゴンクール賞やらでも獲ってやろうかという「本業:アノニマス作家」が本業でたっぷり腕を磨いて、ドスを研ぎに研いで、鼻歌まじり手慰みに本名で獲る時代がくる。ポンコツボンクラヘッポコスカタン編集者どもやカビが生えて脳味噌のしわの伸びきった審査員のセンセイがたの吠え面が今から楽しみだ。
オファーはほかにもいくつか来ているが、「商品」の質を落としたくないので、しばらくは今のペースでいこうと思っている。そのうち、吾輩の眼鏡にかなう「表現者」で、なおかつアノニマスに表現したいという奴をみつけて、「分業」体制を敷くことも考えている。世界中でな。書き手と読み手は国語分だけあるわけだから、マーケットは無限だ。PCとネットワークさえあればいますぐにもできる。設備投資、インベスティゲーションも不要。やめたくなったらPCをシャットダウンし、ネットワーク回線を切断すれば、なにごともなかったように「まったくの別人」になれる。出社も会議も営業も納税もなし。だれとも会わない。だれにも文句は言われない。命令も指示も説教もされない。なにしろ、こっちは天下御免の匿名、アノニマスだ。空気に文句を言う奴はいないだろう? 空気に説教をする奴がいたら、そいつはまちがいなく狂人だ。完全匿名人は完全自由人でもあるわけだ。
会議室もいらなければ役員室もいらない。倉庫も守衛室もいらない。食堂も喫煙ルームも。福利厚生も社会保険も失業保険も。「無駄」はクール&スマートの敵だ。すべてはクール&スマートに進行する。稼ぎたい奴が応分に稼ぐ。稼げる奴が稼ぐ。稼げない奴は「物静かに退場しろ」というこったな。
「商品」がつまらなければ「クライアント=読者」が離れていくだけの話だ。このあたりはまさに冷厳にして冷徹だな。まさに、ケインズ流経済学の踊り場だ。しかし、きわめてわかりやすい。能力のあるやつは稼ぎ、ないやつは淘汰されていく。それでいい。それこそが吾輩が長いあいだ望んでいた「仕組み」である。
しがらみなし。義理人情なし。愚か者、ナンセンス、才能のない奴とも関わる必要なし。日本にいる必要すらなし。アフリカのサバンナのど真ん中だろうが、マリアナ海溝の最深部の岩陰だろうが、ヴィーナスと乳繰り合うシャコガイの貝殻の裏だろうが、冥王星の戸籍係の机の上だろうが、ネットワークがあり、PCがあればできる。必要なのは「文体」と「創造力」と「眼力」だけだ。そのうち、吾輩の大嫌いな「国家」とやらも雲散霧消しちまうだろう。吾輩のような不埒な輩が世界中で同時多発的に発生すれば、「税収」はかぎりなくゼロに近くなるわけだから、国家経営自体が成り立たなくなるというこったな。ヘーゲルもカントもフーコーもデリダすらも予想していなかった事態だ。大笑いもいいところだな。まさしく、「新種の誕生」だ。実はとっくに「新種」は誕生し、着実に増殖しているんだけどもな。閾値の到来はすぐそこだ。確信さえあれば、核心と革新は一気にやってくる。「確信したことは実現する」ということだ。思うだけでは足りない。思い、確信することが大事だ。ナポレオン・ヒルは詰めが甘いぜ。
クライアントは「キーワード検索」で向うからこちらの網の中にやってくるから、無駄な広告宣伝も不用だ。吾輩のテクストに「固有名詞の羅列」が登場するのは「キーワード検索」にひっかかるための方便の意味もあるということだ。ゼニカネに不自由しなくなって「自分だけのストーリー」を欲しがる人種がいるってこったな。世界には吾輩やガジンだけでなく、エキセントリックな人物は少なからずいるものだ。
知識、教養、センスを身につけるための時間的な「元手」は必要だが、そんなものは好き放題、面白おかしく生きてきた吾輩の人生からすればロハもんと言っていい。やるやらないは自由だが、いつか、折りをみてガジンにも声をかける。「そのとき」に備えて、せいぜいドスを磨き上げておくがいい。スパンキング・ラケットがわりのドスをな。

吾輩が首まで浸かっているのは「アノニマス」という名の革命だ。すなわち、Anonymous Revolution. 革命家になるか乞食になるかホモになるか。はたまた、飼い犬として一生を終えるか。答えはすでにして明らかだろう。All Over The World, Roll Over The World!だ。
すでにして賽は投げられた。果たしてどんな目が出るか? どんな出目にせよ、裏目を足せばすべて「LUCKY 7, ラッキーセブン」だ。最悪でも0はない。出た芽は花を咲かせ、実を結ばせないとな。メンチ切りならだれにも負けない。メンチカツは大好物だ。メンコいおめこもな。一番好きな上がり役はメンピンジュンチャンサンショクイーペーコーイッパツツモドラドラときたもんだ。(老松)


色んなことを思いつくな、あんたは ガジン 2013-05-20 17:00
なるほど、「オンデマンド・ノベル」か。面白いコンセプトだな。しかし、ここでアイデア公開しちゃっていいの?
少し考えたが、やはり「いたち野郎」執筆には無理があったようだ。オレはあんたの修羅の部分を知らんし、そういうのを当て推量で書くわけにもいかない。謎は謎のままにおくとして、オレはまた別の切断面を考えるべきだろう。
とにかく今は妄想がひどくていかん。その中にはあんたが絡む妄想もあるのが笑える。入ってくる情報のすべてが妄想のネタになってしまうので、「ネットも含めたリソースを全部、いったん遠ざけるべし」という医者の助言は、まあ、的確なのだろう。いっそ何もかも放り出して福島に行くというのも手かもしれない。今のマスコミの被災地報道はくだらなすぎる。オレも「絆」だの「がんばれフクシマ」だのには反吐をつきそうになる。
明晰さとは、一つの傷なのだと思う。この狂った世界では。オレがその傷を負っているのかどうかは、わからないが。
しばし休む。


新世界の新種として生き残りたい者どもへ
学べ。ひたすら、三昧に血煙をあげて学べ。それが新世界で成功するための投資だ。





     
    関連記事
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
    http://diogenezdogz.blog.fc2.com/tb.php/408-48c9ab51

    トラックバック

    コメント

    コメントの投稿

    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    Appendix

    プロフィール

    自由放埒軒

    Author:自由放埒軒
    Festina Lente.
    No Pain, No Gain.
    Fluctuat nec Mergitur.
    R U Still Down Gun 4?
    玄妙の言葉求めて櫻花
    薄紅匂う道をこそゆけ

    最新トラックバック

    カテゴリ

    Festina Lente.

    R U Still Down Gun 4?

    カレンダー

    10 | 2019/11 | 12
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30

    アクセスランキング

    [ジャンルランキング]
    小説・文学
    688位
    アクセスランキングを見る>>

    [サブジャンルランキング]
    オリジナル小説
    103位
    アクセスランキングを見る>>

    QRコード

    QR

    樽犬の子守唄

    Didie Merah
    Blessing of the Light

    樽犬が全速力で探します。